免疫力を落とさない!体温1℃UPのヨガ

体温低下は血管が収縮し、さまざまな不調を招きます!

朝晩の冷気が一段と深まり、冬の訪れを感じる頃となりましたね。冷え冷え女子には、過酷な時期です。体温を測る機会が増えた今、改めて自分の平熱を知り、「低体温かも?」と感じた人も多いかと思います。

冷えがちなカラダは、筋肉がキュッと縮こまったままに。体温が下がると、カラダは熱を逃がさないように血管を収縮。血管も締まった状態になっているため、全身に酸素が行き届かず、その結果、血行が悪くなり、酸素や栄養を各臓器に届けられなくなり、内蔵機能が低下します。

体が冷える上に動きづらい、肩コリや偏頭痛、月経痛や便秘などといった不調が発生。冷えは万病のもとと言われるぐらい、いいことはなにひとつもありません。

また、血液中には、免疫力の要である白血球が存在し、体内に侵入してきたウイルスなどの病原菌を撃退しますが、血行が悪くなると、白血球の巡りが悪くなるので、その働きが減退します。病原菌に対する抵抗力が弱まると、今話題のコロナをはじめとして、風邪などの病気を招きやすくなります。なので、早く冷え性や低体温を治しましょう。

体温低下や自律神経のバランスが乱れてしまって冷え性になっている「冷え冷え女子」の改善方法を紹介。

特に、自律神経は、忙しさや日々の生活習慣の乱れ、気温の変化、簡単に乱れてしまうので要注意!

早速、あなたの自律神経の乱れ度をチェックしてみましょう!

●自律神経の乱れ度チェック!!

・生活は不規則で、毎日、寝る時間が違う。
・日々の生活で、ストレスを感じることが多い。
・エアコンにいつも当たっていたい!
・寝ようとしてもなかなか眠られない。
・寝ている途中、夜中や朝方に目が覚めてしまう
・ちゃんと寝ているはずなのに、目覚めがスッキリしない

当てはまる数が多かったあなたは…
自律神経の乱れによる「冷え性」の可能性が!

冷え冷え女子とポッカポカ女子

冷え冷え女子とポッカポカ女子

上の項目、何にチェックが入りましたか?チェックがついたものは、あなたの体をこんな風に蝕んで、自律神経のバランスを乱しているかも!?例えば、この2つ。

・便利な生活環境(エアコンや床暖房などの浸透)
→発汗活動の低下(体温調整機能の鈍化)→自律神経のバランスの乱れ

・不規則な生活
→ストレスUP・ホルモンバランスの乱れ→自律神経のバランスの乱れ

自律神経の乱れは血流低下を招き、35℃台の低体温に導いてしまう可能性があります。これからの季節は冷えのせいで、しっかりと熟睡できないという女子も多いでしょう。低体温は、免疫力の低下を引き起こし、コロナへの感染リスクを高めてしまいます。当然、風邪や病気などにも、かかりやすくもしてしまうのです。

人間の体温は4割以上が筋肉で作られています。現代人が体温低下傾向にある大きな原因は、日常的な運動不足やそれにより自律神経の乱れが・・・。

ちなみに・・・
体温が1度下がると、代謝は12%ダウンし、免疫力は30%以上も低下するといわれています。さらに、ガンや鬱や肥満のリスクも。体温低下や冷え性はカラダにとっての危険信号なんです!

睡眠不足は、美しくない!
不規則な生活なんて、うらやましくない!
まして冷え性や肩こり、生活習慣病なんて、ぜーったい、なりたくない!

冷え冷え女子にとって、睡眠不足や不規則な生活、運動不足は、まさに天敵。そこで女子にありがちな「低体温」や「冷え性」撃退し、「冷え冷え女子」から「ポッカポカ女子」へ変わるための、『副交感神経』を元気していくトレーニングについてご紹介します。

「ポッカポカ女子」になるための温活法

ヨガは、深呼吸をしながら、カラダ全体を動かし、副交感神経を優位にして、血流を促す効果があり、大量の発汗作用で、体温UPにオススメなんです。

ところで、汗をかくとなぜ気持ちいいのでしょうか。医師の石井正則先生(JCHO東京メディカルセンター耳鼻咽喉科臨床部長)によると、

「筋肉が動き、血流がよくなるからです。汗は、筋肉が動いて体温が上がった時、皮膚から熱を蒸発させ、体温を下げるために出るもの。その一連の体の作用がうまく働いたことが、心地よさにつながるのです」

とのこと。普段汗をかけなかった人にとって、ホットヨガによってだらだら汗を流す経験が、どれだけ気持ちいいか!ぜひご体験くださいませ。

温活その1:「の」の字深呼吸で内臓ポッカポカ

お腹の冷たさは低体温のサイン。体温が低いと血行が悪くなり、内臓の働きが落ちて、代謝が下がるため、お腹が冷たく感じます。お腹を温めるには、腹筋を鍛えるのが一番効果的で、熱を生み出してくれる腹筋は、いわば「自然の腹巻き」ともいえるもの。そこで、ここでは腹筋を鍛える基礎トレを紹介します。

1:息を吸って、おヘソをできるだけ前に(お腹膨らませます)。
2:息を吐いて、おへそを背中にくっつけるように(お腹凹ませます)。
3:2に慣れてきたら、息を吸って、おヘソをできるだけ前に(お腹を膨らませます)。
4:息を吐いて、おへそで「の」の字を書くように動かしながら、凹ませる(お腹を凹ませます)。

お腹が温まることで、温かい血液が全身を巡り、体温UPへ繋がっていきます。

温活その2:半身浴でポッカポッカ

1:38℃程度のややぬるめの湯船に15分間浸かる。
*体温が1℃ほどアップする時間の目安です
*同じくらいの温度のお湯(白湯)を飲みながら行うとベスト!
さらに余裕があれば2~4をぜひ!
2:肩を後ろ回し(肩コリほぐしに!)。
3:左右に首をゆっくり倒してストレッチ(頭痛や眼の疲れをリフレッシュ)。
4:足指グーパー運動(脚のむくみ・疲労回復に効きます)

まずは筋肉を動かすことが一番大事ですが、バスタイムはシャワーで済ませずに、湯船にしっかりと浸かり、全身の血流を良くすることが大事。

寝る前に行うと、もしかしたら「いい夢」も見れるかもしれません(*^o^*)。

この美トレをすることで、日々の生活が丸ごと美しくなるための運動に変わります。オンザショア的美女子は、副交感神経を味方につけて、体温UP!今年の冬は、冷えとは関係のないポッカポカ女子になって、健康ビューティーになりましょう。ぜひ試してみてください。

注目物質サルコリピンを活性化!

カラダの熱を作る物質として、最近注目を集めているのが「サルコリピン」。サルコリピンとは、筋肉に多く含まれているタンパク質の一種で、筋肉を動かすことで、活性化されます。

筋肉と一口で言っても、実は、内臓を含めて人間のカラダには約600の筋肉があるのですが、その70%を占めているのが下半身の筋肉。

そのため、効率よく熱を生み出すには、下半身の筋肉を動かすヨガのポーズがオススメです。

筋肉量は、20歳をピークに、1年で1%ずつ減少していくと言われています。もちろん、これは何も運動をしていなければ、ということです。更に、全くカラダを動かさずにいると、一日で全身の筋肉量の0.5%が減少していきます。

自律神経を整え、体温を調整する背骨や、血流を促進するふくらはぎを刺激することも体温を上げる秘訣!

年齢を重ねる毎に筋肉をしっかりと動かしていくことが大事になることを忘れないで、ぜひヨガワークにTryして「ポッカポカ女子」に変わってみて下さい♪

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