ヨガの始まりは、今からなんと約4500年前にも遡(さかのぼ)ります。世界最古の文明は、今から約5000年前のエジプトのナイル川流域におきたエジプト文明と、西アジアのチグリス・ユーフラテス川流域におきたメソポタミア文明でした。ついで、今から約4500年前の今のパキスタンであるインダス川流域のインダス文明、今から約3500年前の中国の黄河流域の中国(黄河)文明と言われる文明が発祥し、これらの4つの文明を4大文明ということは社会や世界史の授業で学ばれた方も多いかと思います。

そして、ヨガは、この4大文明の一つである西遊記でもお馴染みのインドのインダス川流域で生まれたインダス文明で誕生しました。ゴダイゴが「ガンダーラ」で歌った「そこに行けば/どんな夢も/かなうというよ/誰もがみな行きたがるが/遙かな世界/その国の名はガンダーラ」でも神秘のインダス文明です。今の若い方にはMONKEY MAJIKの方がしっくりくるかもしれませんね。

そんな歴史あるヨガですが、今ではヨガ人口は世界で3億人以上とも言われており、日本でも愛好者は年々増え続けています。では、なぜヨガはこんなに長く、多くの人に愛され続けているのでしょうか。その理由として考えられることの1つに、ヨガは、ダイエット効果や美容効果だけでなく、姿勢改善や免疫力アップといった健康面の効果から、ストレスの解消といった内面への効果まで、様々な効果が期待できるという、ニューノーマルな時代を生きる現代人にとって、とりわけWITHコロナ時代を生きていかなければならない私たちにとって非常に役立つツールであるということだと思います。

今回は、そんな現代人にとって必須のエクササイズであるヨガの効果について、説明していきたいと思います。そもそも、ヨガには大きく3つの効果があります。この3つの効果について説明しながら、既に触れている通り、ニューノーマルな時代を生き抜く秘訣、更にはWITHコロナ時代をしなやかに生き抜いていく必要のある我々にとって、特にコロナ感染防止のためにどのように役に立つのか、ということについて説明していきたいと思います。

(1)心が落ち着き、精神が安定する効果

皆さんにとって「心」というと何を思い浮かべますでしょうか?夏目漱石の小説『こころ』が思い浮かんでしまうのは私だけかもしれませんが、『こころ』の主人公が精神的に悩みを多く抱いているように、皆さんも何か悩みを抱えていたり、ストレスのある環境(職場、家庭)に身を置いたりして、心のバランスを崩してしまう時、同時に体調が悪くなった経験はありませんか?

不安があったり、ストレスを抱えている時に「あー、スッキリしたい」「ストレス発散したい!」という理由で、「ヨガ」や「ピラティス」を取り入れる方が多くいらっしゃいます。

日々の生活の中にヨガを取り入れるだけで、心や気持ちが落ち着き、穏やかに1日を過ごせるようになり、よりハッピーな人になれると言われています。

実は、これには確かな理由があり、日常的にヨガや瞑想をやると、セロトニン(幸福ホルモン)の値が高くなるためと考えられています。更に、ヨガをすることで「脳」に影響を及ぼすことができるという事実があります。

ヨガで使う筋肉は、深層にある筋肉(インナーマッスル)のため、現代人の我々は普段はあまり使いません。筋肉トレーニングをしている方でもインナーマッスルが鍛えられず、身体を壊してしまうという話はプロ野球選手やサッカー選手、格闘家のインタビューなどから皆さんも聞いたことがあるかもしれません。

ですから、私たちは、なかなか意識できないインナーマッスルについて、その分、より意識を向けて動く必要があります。そうすると脳では他のことを考える余裕がないため、とても集中した状態になります。また、ヨガは、日常生活より遥かに呼吸に意識を向けるため、脳に酸素が行き届くようになります。その結果、普段はずっと考え事などで働いていた脳のあらゆる部分が休息状態になるので、終わった後は身体だけではなく脳への血流が促進され頭もスッキリし、疲労回復した状態になるります。頭の回転率も上がるので、お昼休みや会議前など行うと仕事の効率もアップします。

【精神が安定することで得られる効果】
呼吸を意識して行うことで脳に酸素が行くようになり、脳への血流が促進され頭もスッキリ。頭がスッキリし、仕事も私生活もより一層充実する!

(2)姿勢改善への効果

身近にこんな方はいませんか?「実年齢より若く見える人」。例えば60代、70代になる方で、背筋がピンと伸びて手足がスッと伸びて動きがしなやかな御婦人、同じオフィスで一緒にデスクワークする同僚で、いつ見ても姿勢良く優雅に仕事する先輩社員。

そんなハッとするような美しい姿勢の人に「何かスポーツなどやってますか?」と聞いてみると「ヨガを●年、やってるんですよ」などの回答をもらった経験がある方も多いのではないでしょうか。

ヨガは、継続していくことで体幹、特に背骨に繫がる身体の奥の筋肉の働きを活性化できるんです。普段はあまり意識していないこれらの筋肉を働かせることで、背骨を正しい位置に修正でき、そのことで自然に良い姿勢を維持できるようになります。

またヨガの動きによって適度な筋力が つき、無駄な力が抜けて、歩く・走る・座るといった日常動作をストレスなく、スムーズに行えるようになります。そのため、ヨガをやっている人の動きが、優雅に見えたり、しなやかな印象を受けるのでしょう。

動作がスムーズになり、無駄な力がなくなることの結果として、腰痛や肩こりが改善されたという効果も期待できます。

【姿勢改善をすることで得られる効果】
日常生活の動作が楽になる。身体のバランスが良くなり肩こり・腰痛がなくなる。内臓が元の位置に戻ることで、お腹がへこむ。腸内環境が整い下痢や便秘が治る一方で、そもそもの基礎代謝が上がる。結果的にダイエットにつながる!

(3)免疫力向上の効果

ヨガのレッスンを積むことで、体幹・インナーマッスルが鍛えられることで、単純に姿勢の改善や代謝の向上だけではなく、身体の免疫機能が向上する効果も期待できます。

例えば、お腹周りの筋肉は、免疫システムを作っているリンパ系の流れをよくする「ポンプ的な役割」をしているということはよく言われることです。

ヨガを行うことで、免疫力が上がり、風邪を引きにくくなり、健康な体を手に入れる事ができます。ヨガの呼吸法は普段私たちが行っている腹式呼吸です。この呼吸法は主に副交感神経を高める作用があると言われています。胸式呼吸で交感神経が優位に傾いている日常生活にヨガの深い腹式呼吸を意識的に取り入れることで、自律神経の乱れが改善心身ともにリラックスする効果があります。

【免疫向上で得られる効果】
風邪をひきにくくなり、健康な体になる。

さて、これまで説明してきたように、ヨガには、次の3つの効果が期待できます。それは、

(1) 心が落ち着き、精神が安定する効果
(2) 姿勢改善への効果
(3) 免疫力向上の効果
の3つです。

現在、新型コロナウイルスの感染拡大が問題となり、世界では未だ感染者は増え続ける一方です。各国が行っている最近の研究では、感染後に作られるウイルスの働きをおさえる「中和抗体」の量が数ヶ月後に減少してしまっている研究が発表されたり、ワクチンの実用化は目処すらたっていなかったりと、感染リスクと隣り合わせの状態は、間違いなく長期化するであろうことは誰もが認識していることと思います。

そんな状況下において、立川発祥のホットヨガ・ピラティス専門店オンザショアでは、自分の心と身体を整え、免疫力、抵抗力をつけていくことを、積極的に行うことでこの時代を乗り越えていくことを提案しています。西洋医学に単純に頼ることが出来ないからこそ、治療ではなく、自らの免疫力、抵抗力をつけるために、今こそヨガやピラティスという身体全体の調和を整える方法を一人でも多くの方に伝えていきたいと考えています。オンザショアの全自動換気システムの中で、安心・安全にヨガやピラティス、さらに、遠赤外線+イタリア溶岩石にて床温度35度~45度、空調温度は天井ダクトより38度~40度+湿度65%~70%にスタジオ内を保つことで、その効果を倍増していくオンザショア式ホットヨガを提供し続けてまいります。

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