ヨガと聞くと、まっさきに思い浮かぶのが「太陽礼拝」だという方も多いのではないでしょうか。レッスンのはじめに行われることも多いですよね。
そんなヨガの中では身近な「太陽礼拝」ですが、息を吸いながら、一動作、はきながらの一動作と、呼吸と動きを連動させていくビンヤサスタイルで行われるシークエンスの代表格です。
太陽礼拝が作られたのは、長いヨガの歴史の中では比較的最近で、ここ100年ほどの間に確立しました。
原型は、1910年に西インドの藩王が考案したそうで、その原型を用いて、現在のシークエンスを若者の体力増強のために整えたのが、クリシュナマチャリアです。
太陽礼拝では、主に、前屈、後屈のポーズの組み合わせで背中の動きにアプローチしておきます。
背骨は、健康の要であるとともに、ここをしっかりと動かすことで、筋肉の緊張と弛緩を繰り返すため、血流の巡りがよくなったり、神経も研ぎ澄まされていく効果があります。
太陽礼拝は、動くような流れで使っている筋肉は全身に及び、なおかつ有酸素運動でもあるため、動的ストレッチとしても有効えす。
とりわけ、アシュタンガヨガの太陽礼拝Bは完璧なウォーミングアップとなることでしょう。